2014年02月22日
竹竿自作までの道のり
竹竿を自作しようと思い立ったものの、製作するには様々な道具、工具、
塗料、なんといっても原竹を揃えなければなりません。
収入の少ない私にとってはそれらを揃えるまでも長い道のりでした。
■工具類
毎月の小遣いからコツコツと買い揃えたのが、写真の工具類で、
左から順番に、剣先錐(2本)、掻き出し(2本)、丸棒ヤスリ(8本)
となっています。
■矯め木、指袋
それと、竹の癖を直す時に必要な矯め木と指を熱から守る指袋、
これは私のホームページ 「小道具 作品集」 のページで紹介しています。
興味のある方はそちらをご覧ください。
■原竹
竹竿を自作しようと考え始めたころは高価な原竹を購入して竿を作ることなど
到底できず、かといって竿として適当な竹、特に布袋竹は自己採取すること
もなかなか出来ません。
どうにか練習用になる安価な竹が手に入らないものかと考えていた時、仕事
帰りに目にしていた造園用の竹を販売している会社にお邪魔してみることに。
倉庫の中を拝見させて頂いていたら、真竹ではあるものの練習用としてぴったり
の竹が束になって置いてありました。
20本位の束がいくつか保管されており、束単位で引き取ってくれるなら売って
くれるということだったので、一束購入させてもらいました。
確か、500円位だったと記憶しています。
ただ、造園用の竹は青竹を薬品を使って乾燥状態にさせるらしく、自然乾燥
させた竹と比べ脆くなりやすいということでしたが、練習用として使うには十分。
穂先はグラスソリッドを使う予定でしたし、手元竹は父が採取した布袋竹が
幾つかあったので、失敗を恐れず練習が可能になったわけです。
次回は私の製作初期から現在に至るまでの竹竿の変遷を写真を交えて
記事に残そうと思います。
Posted by 釣りバカけいぞう at 19:13│Comments(0)
│自作の道具
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