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2015年07月22日

全竹ヘチ竿の製作 【印籠部の加工(印籠芯の準備)】

①印籠芯となる矢竹は(極力)テーパーの無い真っ直ぐな竹を選びます。

②印籠芯(芯竹)となる矢竹は火入れ、矯めを行い曲がりを直しておきます。

③印籠芯の先端を整形
 印籠芯の先端は平ヤスリを使って同じ直径になるように整形し、使い古し
 の紙ヤスリで表面を整えます。

 印籠芯の準備

④印籠芯の補強
 印籠芯の補強にステン棒や細い矢竹を芯竹にしたこともありましたが、
 軽量でありながら柔軟性と強度を併せ持ったカーボンパイプを使用しています。

 印籠芯の準備  印籠芯の準備

 ※芯竹に挿入するカーボンパイプは芯竹の穴を削り出す事無く、無理なく入るもの
  を選ぶか、芯竹の穴を軽く削ることで入るものを選びます。

 ※カーボンパイプは補助的なものと捉え、それ自体が印籠芯のメインになるほど
  芯竹を削り出すことはしません。

 ※無理にカーボンパイプを挿入しようとすると芯竹が割れる場合があるので、
  芯竹にタコ糸を巻いて補強してから行うことをお勧めします。

 ※芯竹とカーボンパイプの接着には「セメダイン SUPER X」を使用しています。
  完全に接着出来たらタコ糸を解きます。

 ※カーボンパイプの切断箇所は下図の赤線を目安に切断します。
  印籠芯を接着する際、下図のように芯竹を節で寸止めするようにしますが、
  節に掛かる負担を軽減する為、若干節を抜く位置でカーボンパイプを切断します。
  カーボンパイプの切断には平ヤスリの角を使ってカーボンパイプを回しながら
  削り取るようにして切断します。

  印籠芯の準備








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Posted by 釣りバカけいぞう at 20:42│Comments(0)自作の道具
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